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円形脱毛症患者の苦悩その8

円形脱毛症を患い、帽子が身体の一部となっていた筆者にとっては、特に冠婚葬祭の部類では、非常に苦手とする環境でした。 特に結婚式の誘いに関してはなるべく断りますが、葬式だとそうも行かないものです。そして、意外とあなどれないのが「法事」です。 油断していると、ある日、突然「○月○日、法事だよ」と家族から宣告されるんですからね! 法事と言えば、お寺で坊さんがお経を読み上げそれを聞いて、亡き人を供養する行事ですが、焼香を上げる場面など、その他諸々、マナー的に脱帽を余儀なくされる場面が多いものです。 法事においては大半の場合、家族や親類縁者が集まっていますので、気分は比較的楽ですが、それでも出来れば、従兄弟の前で自分の円形脱毛症っぷりを晒すのは避けたいというのが当事者の本音です。 何故、自分の髪の毛はこうも簡単に、しかもイビツに抜け落ちるのだろうという問いを何度自分に投げかけたかわかりません。

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